ダーニングハウス / 解体・補強箇所確認

お施主さん、耐震補強を行う設計事務所、工務店とともに解体状況と構造補強箇所の確認を行いました。

曇りのせいもありますが、この日はとにかく暗かったです。床・壁・天井による光の反射がないせいです。白壁よる反射効果の大きさを改めて感じました。

しっかりした大引です。

旧耐震物件なのに土間コンクリートがしっかり打たれています。当時としてはかなり良い仕様だったことでしょう。

のび太の部屋の襖と色違い!おちゃめ笑。奥は構造補強以外は手をつけない和室です。

役目を終え、床下に眠っていた温水式床置型暖房用の配管。当時の最先端仕様ですね。

浴室まわりの壁は高基礎になっていました。古い住宅を解体すると良くみかける仕様ですが、それにしても基礎高がかなり高め。どこまでもハイスペック。

施主のHさんに補強方法を説明する小嶋とふてぶてしく立ち会う現場監督。写真に写るのでカッコつけたんでしょう。昔ヤンチャ系。笑。元そっち系の人は筋を通すことに重きを置くので、責任感があり、頼りになります。

補強箇所の確認。当時としては断熱が厚めでした。前オーナーによる「結露見たことない」発言は本当かもしれません。

割り切り対象の和室。床の間の床解体を避け、畳下から潜り込んで金物補強を行う予定。