ダーニングハウスについて考えたこと(内覧会5/11-12)

築43年の和モダン住宅をHさん達らしい空間へと刷新するため、4つのことを考えました。

1)既存の良さを上手に生かす
既存躯体の素材の良さ、力強さ、その時代ならではの軸組の美しさを生かす。

2)過去のデザインにとらわれず、これからの暮らしをデザインする
「和モダン」にとらわれず、Hさん達が心地いいと感じる空間に仕立てる。

3) 間取り変更は行うが、既存躯体をいじめない
強くするための補強はするが、間取り変更のために柱抜きや柱移動は行わない。

4)予算の配分にメリハリをつける
・家族が長い時間を過ごすLDKはとことん拘る。
・水回りは機能・意匠・予算をバランス良く。
・その他の箇所については大胆に割り切る。

長きにわたり丁寧に使われてきた古い家。
その家を購入した家族がLDKと水回りを大胆に刷新。
その古い家にこれまでとは違った新たな価値が加わった。

こぢこぢがこれまで大切にしてきた価値観が凝縮されたようなとても素敵なストーリー。
ん!?なんか最近似たような話をどこかで聞いたような気が・・・
そうだ!「古い家」を「古いセーター」にしたら、まるでダーニングの話じゃないか!

———ダーニングについて———
ダーニングとは、ヨーロッパで伝統的におこなわれている衣類の穴の補修法のこと。ここ数年、環境への配慮や使い捨て文化を見直そうという世界的な動きの中、欧米で注目が高まり、日本でもよく耳にするようになりました。いわゆる「お直し」は日本でも昔からありますが、穴が空いた箇所があったら、できるだけ目立たないように補修するのが一般的で、決してオシャレなものではありませんでした。 しかし、ダーニングは敢えてカラフルな糸で目立つように補修することも多く、「良いものを長く着ること=素敵なこと」というポジティブなものとして捉えられています。
http://darning.net/2016/09/about-darning-ダーニングとは/
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この家のタイトル「ダーニングハウス」はこうして命名されました。

【内覧会のお知らせ】
※5/11(土)12(日)ダーニングハウスの完成内覧会を予定しています。詳しい内容については別途メールにてご案内致します。ご希望の方は、こぢこぢWEBのCONTACTよりお問い合わせください。ご連絡を心よりお待ちしております。(京王線 聖蹟桜ケ丘駅から徒歩圏内)
https://kodikodi.com/contact/