息子と二人ニジマス釣り
息子が釣りデビューを果たしたマス釣り場に2年ぶりに行ってきました。
デビュー戦は息子一人で20匹以上釣り上げましたが、水温の下がる12月の今回。
どのような釣りになるのでしょうか。
竿出しは7時半。
餌付けから、振り込み、合わせ、取り込み、針外しまで、一連の動作を一人でやることで「自分で釣り上げた感」を味わうことができます。
自分で餌を付けた息子が1匹目のニジマスを釣り上げた時、誇らしげな表情を見せてくれました。ですが、魚をビクに入れ、次の餌をつけようとしている息子は寒さでガクガク震えていました。釣り用の軍手が水に濡れ、やる気を失いかけているように見えました・・・
このままではレジャーではなく合宿になってしまうと思い、パパは餌付・針外し係に専念することにしました。
11頃までに10匹釣り上げ、一旦昼休憩。
昼食のメニューはニジマスの串焼きとオニギリと息子の好物カップヌードル。笑
暖かいご飯を食べ、やる気マンマンで再開した午後の部でしたが、魚の反応が急激に悪くなりました。目の前に餌が流れてきても全く見向きもしません。午前の部が嘘のようです。
スタッフの方に聞いてみると、どうやら渓谷に陽が差す午後はニジマスが釣り針の存在を見抜きやすいとのこと。
そこで、針を小さなヤマメ用に替え、餌から針先が出ないように付けてみると、ポツポツと釣れるように!
でも、しばらくするとまたパッタリ・・・
静かな時間が流れていきます。
そういえば、今年の1月に息子と行ったワカサギ 釣りでは、開始から2時間半で「飽きちゃった〜」の声が上がったっけ。
パパは焚き火で暖をとりながら「飽きちゃった〜」の声が掛かるのを待ちましたが、息子は黙々と竿を振り続けます。
気がつけば、前の1匹が釣れてから何と2時間も経っていました!
どちらかというと長距離より短距離タイプの息子がここまでの粘りを見せるとは正直驚きました。
こんなに頑張っている息子に、何とか最後に1匹釣らせてあげたいと思いましたが、パパにできることは魚から釣り針が見えないように餌を付けることだけ。
パパなりに最善をつくしましたが、正直もう釣れないと思っていました。
営業終了時間まで残りあと30分。そろそろ撤収かな〜と息子を見たとき、なんと息子の竿がしなっているではありませんか!
息子の「釣れたよ〜!」に被せるように「やったじゃね〜か!!!」と息子の3倍くらい大きな声で叫んでしまったパパ。笑
そんなこんなで息子の成長に感動した一日となりました。