船橋の木造リノベがスタート
「木造アパートになかなか入居が決まらないので何とかしたい」
《市川の集合住宅》のオーナーTさんから、またまたオカワリ注文を頂きました。
前回は耐震補強を行った上で、さらに魅力を付加するために無垢の床や天井上げ等の工事を行いました。
お引き渡しから3年半近く経ちますが、常に満室状態だそうです!
嬉しいな〜。
今回も同様に!と行きたいところですが、収支を計算すると、どう考えても合わない。。。
部屋が小さすぎるので賃料が安すぎてしまうんです。
それでも「最低限の暮らしは確保したい」と、次の3つを行うことにしました。
1)耐震補強
2)断熱入れ替え
3)機能的な間取り(効率的な動線と高密度収納)
何か特別な魅力があるわけではなく、何年で回収できるんだろうという利回りの物件・・・
賃貸経営コンセルタントの方、工務店のKさん、小嶋、誰もが立て替えた方が良いんじゃないかと考えていましたが、Tさんはそれでもリノベーションを行う決断をしました。
ご先祖様のこと、生まれ育った地域のこと、これから住む入居者のことを想い、地主としてあるべき姿を考え抜いた末に導き出した答えだったのではないでしょうか。
「人情」そんな言葉が思い浮かびます。
少しでもTさんのお力になれるよう、これからも全力で応援していきたいと思います!