馴染む家 / 自社プレカット工場

以前、仲間の建築家のオープンハウスで知った「樫の木建設」さん。

仕事の丁寧さ、木造に強いこと、コストに対して柔軟な対応ができること等、とても良い印象を持っていたので、今回お声がけしてみました。

といっても、こぢこぢとの実績はなかったので、お施主さんにご紹介するにも樫の木さんをより深く知ろうと思い、千葉県の八街(やちまた)市にある自社プレカット工場まで行ってきました。
半年ほど前の話ですが・・・

私の好きな昭和な匂いがプンプンします。実は平成2年に設立された工場ですが・・・

材木置き場。カウンター等で使用する貴重な長尺材がいっぱい。

なっっが。笑

なんか懐かしい光景。子供の頃、商店街にあった材木屋を思い出します。

加工後に出た廃材は工場内の焼却炉で処分。コストダウンに繋がるそうです。

金物置き場。上の木箱が欲しい。

プレカット工場。思っていたハイテク工場のイメージとは違いましたが、社員大工を抱える会社の自信を感じました。

さらに奥も広い。屋根を支える鉄骨トラスが激シブ。

余っている材木から好きなのを持っていて良いと言われたので、この三枚をチョイス。
キッチンの棚板はこの中のどれかを使おう。

今回、工場の案内をしてくれたのは見積と現場監督も担当するIさん。若干24歳。
年齢を聞くまでは35歳くらいだと思っていた程の外観と落ち着き具合。
この仕事に携わってまだ4年の割には、材木のことを随分と知っていましたし、とにかく熱意がみなぎっていました。
この人とこの人を育てた会社なら間違いない!と感じ、樫の木建設さんで進めていく運びとなりました。
(消費税増税のタイミングから相見積もりをとっている余裕がなかったため一社特命としました)