こぢこぢの家 / Casa BRUTUS 掲載

本日発売のCasa BRUTUS 2018.10月号のFASHION SPECIAL 2018-19 AW「HOME ALONE」というコーナーで『こぢこぢの家』が紹介されています。

『こぢこぢの家』に住む15歳の少年がラグジュアリーな服を着てドラえもんの漫画を読みながらお留守番、という何とも可笑しな設定。

撮影の時は「GUCCIにNY!? ドラえもん!? 15歳!? 60cmのスニーカー!? その穴撮っちゃう!?」と、ハテナだらけの1日でしたが、聞くところによると、ラグジュアリーブランドの間では少しひねったデザインが流行とのこと。

どんな誌面に仕上がるのか全く想像できませんでしたが、冒頭のテキストを読んだ(詠んだ)とたんに思わずニンマリ〜。

撮影のために古本屋で買ってきたというドラえもんの漫画がまさかこれほど周到に練られていたものだったとは・・・洒落てんな〜笑

スタイリスト長谷川昭雄さんによる「ファッション×こぢこぢ×ドラえもん」の世界を是非ご覧ください!

 

【こぢこぢ的に嬉しかったマニアックな話】

p.117右下の「ドラえもん×抜け節」写真について。唯一ファッションアイテムの紹介のないカット。ドラえもんの漫画が「付け合わせ」だとすると、純粋に「抜け節」のためのカット。「抜け節」とは死節が抜け落ちて穴になっている箇所のこと。通常は工場でパテ埋めされてから出荷されるもの。そのパテも抜け落ちてしまったまま出荷されたのだと想像できる。そんなバグ中のバグとも言える「抜け節」を長谷川さん及びCasaBRUTUS編集部があえて掲載したということ。テキストには「完璧でない自然で味のあるディテールが心地いい」と書かれている。こぢこぢが大事にしている「心地いい」の感覚に共感してくれている!読者からしてみたら一番ハテナなカットかもしれないが、こぢこぢにとっては一番フフフなカットだ。