こもれびハウス / いよいよウォールデコ

施主のFさんと初めてお会いした際、リビングをウォールデコのある空間にしたいとのお話がありました。

ウォールデコとは、住まい手が集めた絵やオブジェを自由に壁に飾って楽しむこと、あるいは飾られた壁のことを言います。

「大きな壁を用意しておきますので、後はご自身で自由にデコって楽しんでください!」とお施主さんのセンスだけで素敵になる場合もあると思いますが、基本設計段階からウォールデコをイメージしながらプランニングしていけば、より素敵なウォールデコにすることができます。

旗竿敷地に建つ『こもれびハウス』のLDKは3間角(5.46m×5.46m)。リビング、ダイニング、キッチン、階段、大きな窓、窓から見える常緑樹、階段、北側斜線による勾配天井、それらを心地のいい関係で並べるだけでも相当な検討が必要ですが、そこにウォールデコの壁がプラスされるとなると、インテリア全体の調和についても同時に検討していく必要があります。

具体的には窓周りのディテールや梁のピッチ(今回@606mm)、素材、照明器具の選定、電源コードの取り方、入居後に設置される家具等について、初期段階からプランニングと同時並行に検討していきます。

さて、そうしてつくられた『こもれびハウス』ですが、お引き渡しから5ヶ月が経ち、いよいよウォールデコを設置する日がやってきました!

シマトネリコは新芽がまだあまり出ておらず、少しすっきりした印象ですが、芝が少し青くなり始めていました。

Fさんが長年かけて集めたきた素敵な品々をソファの前の床に並べ、あーだこーだと並べ替えながら検討します。とにかくアイテムのセンスと質感が抜群なので、適当に並べても絵になります。笑
何パターンか試しましたが、どれも良いな〜という感じ。あまり悩むとはまりそうなので、インスピレーションでスパっと決めることにしました。

Fさんも納得の素敵な配置。の背景がオークというのも渋いな〜。
決めるまでに要したのは1時間程度でしょうか。以外と早い!
でも、ここから壁に移すのが実は大変な作業。フレーバーハウスの時も夜遅くまでかかったっけ。。。

床の配置を計測し、壁に移すだけなのですが、額の後ろの紐が少し伸びたりして、掛けてみると微妙にずれることもしばしば。
慎重にピンを刺していきます。

Fさんにも手伝ってもらい、配置を微調整。
ん〜絶妙〜。笑

ようやく完成〜!

右上にも絵が来る予定ですが、額がまだできていないとのことで保留。
ラッパも良い感じのフックが見つかっていないので、とりあえず紐で吊っておきました。

途中、美味しい手料理についつい長めの昼休憩をとってしまいましたが、はやり夕方までかかってしまいました。

最後にパチリ!良い感じ〜。最初にお声がけ頂いてから2年ちょっとの歳月を要しましたが、これでようやく『こもれびハウス』が完成した気がします。

インテリア好きのFさんは、これからも楽しみながらどんどん素敵な空間に育てていくんだろうな〜。なんて、ちょっと遠い目になりかけましたが、そういえば竣工撮影がまだだった。笑

アプローチの緑がもう少し濃くなった頃、またお邪魔させていただこうと思います。