ジブリ美術館で「食べる」を考える

少し前のことですが、企画展示「食べるを描く。」に惹かれ、ジブリ美術館に行ってきました。

様々な「食べる」シーンに対する宮崎駿監督の演出指示書を見ることができましたが、その細かさは想像以上。「食べる」シーンはストーリーが転換する場面に使われることも多く、食べ方や表情によって、主人公の心理状態の変化を伝える重要な役割があることを知りました。

建築設計とは違う切り口で「食べる」について考えることが、今回来場した目的でしたが、結果的には「食べる」を含めた暮らし全般について考えさせられるような体験となりました。特に宮崎監督の「暮らし」に対する優しい眼差しがとても印象的でした。

 

住宅のダイニングやキッチンを計画する際に、今回感じたことを何かの形で役立てたいと思います。

ジブリ美術館

ちなみに、ロボット兵の前で見慣れない女子がダブルピースをしていますが、この夏、山形から来ていたラッキーなオープンデスク生です。ひと月前から予約が必要なチケットをサプライズで用意していたのですが、あまりジブリ作品を見たことがないとのことでした・・・でも、何だかんだ楽しんでくれていたようです。笑