MY HOME 100選 祝!巻頭グラビア

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ムック「MY HOME 100選(扶桑社)」にフレーバーハウスが掲載されました。しかも巻頭で!!!

絵力(えぢから)があるんでしょうね〜この家。笑

今やこぢこぢの代名詞として、知る人ぞ知る家となっていますが、実は特別力を注いだプロジェクトという訳ではありません。特別な何かがあったとすれば「すごく気が合った」ということでしょうか。

クライアントのJさんご夫妻と小嶋の3人は、たまたま地元が近く、同い歳、そして映画好き(小嶋はめっきり遠ざかっていますが・・・)ということもあり、初めから友達同士のような関係で家づくりは進んでいきました。

特にインテリアの打ち合わせは盛り上がりましたが、打ち合わせというよりは、ただただ好きなインテリアについておしゃべりをしていたような気がします。笑。

Jさん達が用意していた沢山のイメージ写真は、どれもセンスの良いものばかりでしたが、その振れ幅はとても大きく、どうやってまとめようかと考えあぐねました。

そんな時、ヒントになったのは、何気なくしていたそのおしゃべりでした。「あの映画のあの雰囲気が好き、NYのあのホテルのロビーが良かった」といった話からニュアンスを汲み取り、現実的に実現可能な仕様へと変換し、提案しました。すると「いいね、いいね、こんなのはどうかしら?」「あ、いいですね〜、じゃこの感じはどうでしょう?」といった風に、あれよあれよとフレーバーハウスのイメージが出来上っていきました。

この経験を通して強く感じたことがあります。それは、家づくりにとって一番大事なのは結局「相性」ということです。相性といっても「感性の相性」とでも申しましょうか、「いいね!と思うもの・ことが、クライアントと設計者で似ている」という意味です。

もちろん、全ての感性が似ている必要はありません。でも、核となる感性が何となく似ていることは、幸せな家づくりにとって一番重要なポイントだと考えています。

フレーバーハウス以降、小嶋の感性をこぢこぢのWEBSITEやBLOGで伝え続けてきましたが、感性が近い方々から少しづつお声が掛かるようになってきました。そしてその方々との家づくりは、やっぱり楽しい!!!

だって、やっぱり気が合うんですもん。笑

 

今回、巻頭グラビアを飾ったことで、いかにフレーバーハウスがこぢこぢにとって重要なプロジェクトであったか、ということを思い出しました。

Jさんご夫妻、いつも快く取材に応じて下さり、そして、いつもこぢこぢを応援して下さりありがとうございます。そろそろ子供達を連れて遊びに行きますね〜。